こんな出会いの場が欲しかった!
2007年11月に「神奈川県内および東京都多摩地区」でスタートしたNPO SPBは、営利を目的とせず、独身者のための健全な出会いの場を提供する非営利団体です。やらせやサクラ行為のない、安心できる交流の場を創出し、行政や自治体に代わり、手作りのお見合いパーティーやイベントを毎月継続的に開催しています。
私たちは公益を重視した草の根の活動を通じて、未婚化・晩婚化・少子化への対策支援、離別・死別者の再チャレンジの場の提供、さらには単身高齢者世帯の増加という社会課題の改善を目指しています。
生涯を共に過ごせるパートナーとの出会い
現代は「結婚する3組に1組が離婚」といわれる時代です(厚生労働省「人口動態統計」参考)。NPO SPBは「生涯を共に過ごせるパートナー選び」を大切にし、結婚を真剣に考える方から、将来を見据えて準備を始めたい方まで、それぞれの立場に寄り添いながらサポートを行っています。
初めての方やお一人での参加でも安心して楽しめる内容のイベントを企画し、「結婚したいけれど出会いがない」と悩む方々の背中をそっと押す存在でありたいと考えています。
NPOが主催する「婚活イベント」
少子化・未婚化・晩婚化が深刻な社会問題となる中、結婚支援に取り組む自治体も増えています。しかし、地域や仕組みが限定されることが多く、柔軟性や満足度の点で十分ではないケースもあります。
その中で、行政や自治体に代わってNPOが結婚支援イベントを主催する取り組みが注目されています。NPO SPBは助成金などに依存せず、全国で初めて独身者への「結婚・再婚支援」を目的に誕生した自立型の非営利団体です。
2010年3月には姉妹団体として「一般社団法人日本婚活支援協会」を設立し、イベント主催に加えて企業・団体とのコラボ事業やセミナーの開催、紹介婚(お見合い形式による婚活)の推進など幅広い活動を展開しています。
「いい出会いがあれば結婚したい!」
調査によると、30代未婚男性の4人に1人、20代では3人に1人が生涯未婚となる可能性が指摘されています。一方で、9割以上の未婚者は「いずれは結婚したい」と考えており、その半数近くが「適当な相手に巡り会えない」ことを理由に挙げています。
私たちは「いい出会いがあれば結婚したい!」という思いに応え、健全な出会いの場を提供し続けています。その結果、当会のイベントを通じて結ばれたご夫婦が毎年誕生しています。
ボランティアスタッフが影の支え
NPO SPBは民間の事業者(結婚相談業・結婚情報サービス業者)と違い、営利を目的としない非営利団体です。
運営は参加者からの参加費(運営協力金)が財源になりますが、事務局スタッフ及び、会場スタッフはボランティアで会の運営と参加者をサポートしています。
NPO SPBは、民間の「結婚情報サービス業」や「結婚相談所」とは異なり、高額な費用負担の心配がありません。参加者の個人情報は適切に管理し、勧誘行為や営業目的の電話などは一切行いません。また、交際が成立した場合や成婚に至った場合でも、参加費以外に「成婚料」や「紹介料」といった追加費用を請求することはありません。
さらに、2010年4月からは姉妹団体であるJ-konkatu(一般社団法人日本婚活支援協会)と共に、婚活イベントや各種セミナーを企画・主催し、安心してご参加いただける場づくりに取り組んでいます。